【今年こそ!】子どもに安心のオーガニック虫除け5選 虫除けを使用しない蚊よけ方法も紹介

家族みんなの免疫アップ生活術

暑くなったり涼しくなったりと気候変動が激しい今日この頃。子どもと一緒に夏を楽しむため、新たに準備するものもあるんではないでしょうか。

今年は子どもが大きくなったことだし、動きやすくなったから、アウトドアに行こうかな〜♪なんて考えながら、アレ買わなきゃ、コレ買わなきゃ・・・あ!虫除けも買っておかなきゃ!!

今回は、子どもから使える環境と身体に優しいオーガニックの虫除け虫除けを使わずに蚊から身を守る方法を紹介します。

オーガニックとは

オーガニックと有機は同じ意味です。

オーガニックとは、農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法のこと。農薬・化学肥料ともに人体に安全だとは言えませんので、これからの未来を担ってくれる我が子、そして子を育てる私たちも、出来るだけ安心・安全なものを使用したいですね。もちろん、環境にとってもオーガニックを選んだ方が断然優しいです。

オーガニックの認証「有機JASマーク」

日本のJAS法では、有機農産物と有機畜産物、有機加工食品を「オーガニック」として表示(販売)する場合、生産者や加工業者は、登録認証機関の検査・認証を受け、有機JASマークを付けることが義務付けられています。

(参考:日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会

注意すべきはスプレータイプに使用されるディート

ディートとは?

ディートは、1946年に米国で開発された化学物質です。よく覚えておいてください。化学物質です。ディートは蚊などの吸血をする虫に対し、血を吸うために使う感知能力(人間や動物が発する炭酸ガス、温度、湿度、匂いなど)を錯乱させる効果があります。簡単にいうと、虫たちが「刺すところ」をわからなくさせるのです。
しかも、蚊、ブヨ、マダニ、イエダニ、ノミ、トコジラミ、ヤマビル、サシバエといった様々な害虫に効果を発揮するため、「これはすごい!」と、日本でも昭和37年から市販の虫除けの主成分として使われてきました。

使用可能年齢、一日の使用回数制限がある

しかし、海外の動物実験でディートの神経毒性が疑われ、国民生活センターは平成17年6月、厚生労働省や殺虫剤メーカーに対し、子供への安全性の検討や使用上限量などの表示を要望しました。

12歳以上使用回数制限なし
(適宜使用すること)
2歳以上12歳未満1日1〜3回
生後6ヵ月以上2歳未満1日1回
生後6ヵ月未満使用しないこと

私が子どもの頃から使用していた虫除けはほとんどがスプレータイプでしたので、ディートを使用したものだったんでしょうが、いつの間にかこのような制限が追加されていたとは・・・。驚きました。

いつ発症してもおかしくない“化学物質過敏症”

知っていますか?化学物質過敏症

化学物質過敏症とは、「過去にかなり大量の化学物質に一度曝露された後,または長期間慢性的に化学物質の曝露を受けた後,非常に微量の化学物質に再接触した際にみられる不快な臨床症状」と定義されています。

化学物質にはたくさんの種類があります。これらの様々な微量の化学物質に過敏に反応して、体調不良を起こしてしまう症状を「化学物質過敏症」と言います。

主な症状の例

頭痛、吐き気、めまい、喉や目の痛み、皮膚が赤くなる、ただれる、呼吸困難、動悸、思考力の低下など

原因となるもの

実は原因となる物質は特定されていませんが、身の回りにある「症状を引き起こしやすい」製品をまとめました。

香料等を含む洗剤、柔軟剤、消臭剤、香水、アロマ、化粧品、シャンプー、リンス、整髪料、制汗剤、抗菌・除菌製品、芳香剤、消臭剤、殺虫剤、虫除けスプレー、衣類用防虫剤、接着剤、塗料、園芸用農薬(化学肥料)など

最近では化学物質過敏症といえば、主に香料を中心とした「匂い」に対する過敏症状を指し、別名「香害」とも呼ばれています。

私の友人にも「おそらく化学物質過敏症だろう」という人がいて、本人も自覚しています。この友人は、家庭で使用する物はできる限り天然成分のものにしていますが、不特定多数の人が入り混じっている室内(バス、電車、ショッピングセンターなど)に入ると、途端に吐き気や頭痛、めまい、喉の痛みなど、上記に挙げたような身体の不調を起こしてしまいます。また、二の腕の内側や太もも、首筋など、皮膚の弱い部分に発疹と痒みが出てしまいます。

これらは私たちの身にいつ起こってもおかしくありません。私たちの家族、子ども、未来を守るために、化学物質の使用を減らす努力をしてみませんか?

ディートでの重篤な健康被害はこれまで無いようですが、化学物質であることは間違いありません。化学物質が安全だという根拠は、動物実験によって成立しています。しかし、人体での実験はしていないんですね。ですから、化学物質は出来るだけ避ける方が安心だと言えます。

オーガニックの虫除け5選

オーガニックの虫除けを使用する際の注意点

オーガニックといえど、使っている植物の種類はそれぞれ。場合によっては赤ちゃんの肌に合わない成分が入っていることも。生後6ヶ月未満の赤ちゃんには直接塗布せず、抱っこ紐や帽子、服、ベビーカーなどに使いましょう。初めて皮膚に使用する際は、少量使ってみて、しばらく時間を置いて観察してからにしましょう。

また、アロマオイルの虫除けは、やはりディート使用の物よりは虫除け効果が薄い傾向があります。アロマには使用回数制限がないため、1〜2時間おきにこまめに塗ることで効果が持続します。

アンチバグ アロマスプレー

100ml 890円(税込)

成分:天然精油、植物エタノール

使用精油:レモンユーカリ、レモングラス、ラバンジン、ローズマリー、ジュニパーベリー、プチグレン、和種薄荷

使用者からの評価も高いです。

評価:★★★★★
蚊によく刺されやすい体質で困っていました。
この間たくさんの蚊がいたので、このスプレーを噴いたところ、飛び回っていた蚊があっという間に逃げていき、まったく刺されなかったので驚きました。
この商品はすごいです!
品質も香りもよく、ルームスプレーとしても利用でき、有り難いです。
評価:★★★★★
香りがキツすぎず、子どもも嫌がりません。スプレーが広範囲に届き、またトリガータイプなので子どもでも噴射しやすくとても気に入っております。

出展:AROMIC styleお客様の声

パーフェクトポーション アウトドアボディスプレー エクストラ

125ml ×1本 1,760円(税込)

使用精油シトロネラ、ペパーミント、ティーツリー、ニアウリなど

評価:★★★★★
愛用している虫除けスプレー。
2本でいつもよりお値札下がっていたので即購入。親にも1本渡して使っています。
顔にも使える天然スプレー。
これを使い始めると市販の化学系のスプレーで
肌がピリピリしてキツいので、手放せません。
出典:楽天市場
評価:★★★★★
蚊に刺されるとひどく腫れ上がる娘のために。
何度か付け直す必要はありますが、お出かけのお供として重宝しています。
出典:楽天市場

パーフェクトポーション アウトドアボディスプレー ハッカ

125ml ×1本 1,470円(税込)

成分ハッカ、ニアウリ、シトロネラ、ペパーミント、ティーツリーなど

評価:★★★★★
虫よけにハッカが最高です!香りもハッカのお陰で少しマイルド。
スッとして気持ちいい。
出典:楽天市場

50ml ×1本 1,100円(税込)

パーフェクトポーションは、オーストラリアの企業。オーストラリアのオーガニック認証であるACO(Australian Certified Organic)より認定を受けているとのことで、人気も高いですね。

パーフェクトポーションでは、この美しい地球がいつまでも豊かであり続けるように、常に情熱を注いでいます。自然エネルギーの活用、プラスティックゴミなどの削減、紙の使用の削減、再生紙の利用、水の使用量を減らすことなど、環境のためにより良い方法を常に探して挑戦しています。
パーフェクトポーション公式サイト

フレッシュ インセクトリプラント

100ml ×1本 2,280円(税込)

使用精油:ユーカリ、シトロネラ、ペパーミント、ラベンダー、ローズマリー、ティーツリー、ホホバオイル、スイートアーモンドオイル

こちらは埼玉県でオーガニックオイルを使用した製品を製造している「フレッシュ」さんの虫除けです。

ジェルタイプなのにベタつかず、蚊に刺された後の肌ケアにも使用できるとのこと。国産なのも安心ですね。

参考:FRESH公式ホームページ

評価:★★★★★
レビューの評価を見て試しに購入してみました。
子どもにも安心して使えるスプレー式のものを使っていましたが、シューッとしたそばから蚊に刺されてしまうこともあり、「安全なものは効果も余りなくても仕方ないのかな」と思っていました。
で、こちらを使ってみてビックリ。塗ったあと蚊に刺されたっていうのが今のところないんです。
香りも、私は好きな香りで気に入っています♪
スプレーだと不必要に自分も吸ってしまう感じが気になっていましたが、こちらはクリームタイプなのでそういう心配もありません。
買って大正解でした☆
出展:楽天市場

ハッカを使用した手作りの虫除け

害虫の多くが嫌う、ハッカを使った虫除けスプレーの作り方を紹介します。

残った無水エタノールは、お風呂場のカビ予防などに使用できます。こちらは無水エタノール:水を8:2でスプレー容器に入れ、キッチンペーパーなどにシュッとしてお風呂場の壁や天井を軽く拭くだけです。

生後数ヶ月の赤ちゃんには何もつけたくない!

という方、安心してください!このような素晴らしい商品もありますよ。

おにやんま君

蚊などの害虫の天敵、オニヤンマをモチーフにしたストラップです。本物のオニヤンマにそっくりなので、害虫達が恐れて近寄ってきません。安全ピン付きなので、ベビーカーやお子さんの帽子につけて使用できます。リアルな虫をあまり見たくない方にはおすすめしませんが。

肌に何もつけたくないしお金をかけたくない場合

黒と黄色のネジネジしたロープ。標識ロープやトラロープと言うみたいです。この色の配置、どこかでみませんでしたか?そうです、先ほどのおにやんま君です。

これを髪の毛や服などに結びつけておくと、おにやんま君同様、害虫が恐れをなして寄ってこないとか。アウトドアなどで長時間外にいる場合に良いですね。ホームセンターで安く売っています。

蚊が好きなのはチーズの成分?

2023年5月27日のlivedoorNEWSでこんな記事を見つけました。

蚊が好む体臭の成分はカルボン酸?研究で特定(livedoor NEWS)

以下、記事より抜粋

科学誌カレントバイオロジーで発表された実験結果によると、蚊を最も引き寄せる空気中の成分は、酪酸などのカルボン酸だった。この記事によると酪酸はリンブルガーなどにおいの強いチーズに含まれる成分だということ。

リンブルガー?そんなの食べることないけど??と思ったため、酪酸を作り出す別の食品を調べてみました。

蚊を寄せ付ける酪酸を作り出す食品

酢、ぬか漬け、臭豆腐

臭豆腐は多分この先も食べることはないけれど、腸内細菌を良くするためにぬか漬け結構食べてるな・・・。仕方ない、今年はあまりお金をかけたくないから、手作りスプレーか標識ロープで虫除けをしようっと。

いかがでしたか?最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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