子どもを連れてスーパーに行くと、必ずと言っていいほど「お菓子買って」と言われませんか?ハイハイと買い与えていると、子どもは自律神経を調節できなくなり、癇癪を起こしやすくなったり、集中力が欠如したりとあらゆる弊害が現れます。もちろん、大人もそうです。砂糖の選び方、甘いものの適切な摂り方をしっかりと知っておけば、免疫力アップできること間違いなしです。
「砂糖」には大きく分けて2種類ある
「砂糖」と一言で言っても、油と同じようにたくさんの種類に分けられます。
大きく分けると、「含蜜糖」と「分蜜糖」です。
含蜜糖とは・・・ミネラルなどをたくさん含む糖蜜を煮詰めて作られます。
⇨作る過程で栄養がなくなりません。
分蜜糖とは・・・遠心分離機などを使って砂糖の結晶だけを取り出したものを言います。よく「白砂糖」とも言い換えられます。
⇨作る過程で栄養が抜け落ちてしまいます。ただの甘いもの😭
なんとなく分かりましたか?イメージとしては、「ちょっといいお砂糖」が「含蜜糖」です。
分蜜糖と人工甘味料が身体に及ぼす悪影響
砂糖は上記のように2種類に分けられますが、市販のお菓子のほとんどには分蜜糖が使用されています。
グラニュー糖などの精製された分蜜糖は、悪玉菌の大好物です。これらを摂りすぎると腸内で悪玉菌が増え、腸内環境が悪くなることで免疫力も低下してしまいます。
また、「人工甘味料」と呼ばれるものも、注意が必要です。これらは人工的に作られた「合成添加物」であるため、身体がうまく分解できずに消化不良を起こしてしまいます。
特に危険なのが
「アスパルテーム」
「スクラロース」
「アセスルファムK」
です。アステルパームは、ガム・チョコレート・コーラなどに多く使われていますが、2005年にイタリアで行われた動物実験で、白血病やリンパ腫を起こすことが確認されています。覚えておきましょう。
あなたは砂糖中毒になってない?
そして、これが一番怖いところ。精製された砂糖は血糖値を急上昇・急降下させ、「もっと食べたくなあれ~~~~」と脳に指令を送ります。
”甘いものをやめられない”というのには、訳があったんですね。
また、砂糖は自律神経をも揺さぶり、調整を効かなくしてしまいます。
砂糖を摂りすぎていると、子どもはどうなる?
小さい頃から甘いものを食べ慣れていない子ども(市販のお菓子などをほとんど与えられずに育った子ども)は、性格がとても穏やかです。
私がこれを知ったのは、長男が1歳の頃。
よく息子を連れて立ち寄っていた地域の図書館で手に取った本に、
- 砂糖を摂ると血糖値を急上昇・急降下させること
- 砂糖を摂りすぎている子どもは、落ち着きがなく、些細なことで泣き喚いたり、機嫌がコロコロ変わったりすること
などが書かれてあったんです。
8年ほど前の話なので誰の何という本だったのかが記憶にないのですが(すみません。。。)、私は「子どもに良いとされていることはとりあえずやってみる(もちろんあまりお金がかからない範囲で)」タイプなので、それを実践してきたわけです。(これについて良い本がありましたら、またお知らせします😃)
我が家の息子たちは現在9歳と6歳。
「男の子の育児は女の子よりも大変だ」とか言いますが、我が家の息子たちは比較的性格が穏やかで育てやすいです。
暴力的なことは一切しませんし、クラスでもニコニコして手がかからないタイプです。
我が家は常にワンオペだった為、たまに私一人で小さい彼らを連れてフードコートや回転寿司に連れて行くこともありました。
後からママ友に聞いた話では、「自分一人で子どもたちを外食なんかに連れて行けないわ。めちゃくちゃ勇気いるし疲れる。」という感じだったので、「え、そうなの?!」と驚いた経験があります。
それに、育児中は寝不足だったり話し相手がいなかったりで、母親は毎日クタクタ。お子さんが少しでも機嫌良くいてくれると、とっても有難いですよね。
小さいお子さんがいらっしゃるご家庭の方には、是非実践してみていただきたいです😊
糖分の1日の摂取量は?
2015年、WHO(世界保健機関)が「砂糖などの糖類の一日あたりの摂取量を沿うエネルギー摂取量の5%未満に抑えるのが望ましい」という新たな指針を正式に発表しました。これは、成人のカロリーで計算すると25g程度になるそうです。
スティックシュガーに換算すると、8本程度の量になります。子どもの場合は16g程度ですから、スティックシュガー4本くらいです。
そんなに摂ってないわ。と感じるかもしれませんが、糖類はパンやパスタなどの小麦製品、お料理にも砂糖って意外と使いますよね。それに甘いお菓子や甘さが入ったコーヒー、ペットボトルのジュースなんかを摂取しているとすれば、糖分を明らかに摂りすぎです。
私は数年前から市販の安いお菓子をほとんど食べなくなりましたが、たまに頂き物のスーパーの袋菓子を食べると、全然美味しく感じません。人工的な味と言いますか、、口の中にずっと変な甘みが残って嫌なんです。(お菓子を食べるのをやめる前はお菓子が大好きだったので、美味しいと思って食べていました。これには自分でも驚きです。)
まとめ
普段の生活で意識することは2つだけ。一日の摂取量を5g減らすだけで、1週間で35g、1ヶ月で150g(!)も砂糖の量を減らせます。ダイエット中の方にも是非、含蜜糖を使っていただきたいです。
・砂糖の種類を見直す(分蜜糖より含蜜糖)
・砂糖の摂取量を減らす。
含蜜糖は、分蜜糖よりも少し値段が高いものが多いですが(和三盆を使ったお菓子なんかは高級なイメージがありますよね!)、ちょっといいお砂糖に変えて、甘いものを食べる機会を減らしてみるのはどうでしょうか?(^^)
それから、時間があればご自宅でおやつを手作りしてみましょう!
自分で作った方が入っているものがわかってとても安心できますし、節約にもなります。そして何より、免疫力を上げて長期的な健康を目指すという観点から見ても一石二鳥(三鳥?)ですよ✨
最後まで読んでくださり、ありがとうございました😊