飲む点滴ー甘酒。
飲んだことはありますか?
得意?苦手?(私は「そのまま」飲むのは苦手です笑)
飲んだことがある方には、甘酒の様々な飲み方の提案をします♪
飲んだことがない方にも、「甘酒って何が身体に良いの?」という部分を解説しながら、飲みやすい甘酒レシピの提案をします。最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
関連記事はこちら
甘酒はお酒なのか?
「甘酒」と聞いて最初に思うのは、「それってお酒?」「アルコール分は?」ということではないでしょうか?実は『甘酒』には2種類あるんです。
ひとつめ・米麹の甘酒
原料が「米・米麹」からなるもの。アルコールは一切含まれませんから、子どもや妊婦さんも飲むことができます。
米麹の甘酒のでき方
お米にしっかりと水と吸わせてから蒸し、麹菌を植え付けます。これを「米麹」と呼びます(麹菌は食べられるカビの一種です)。この米麹と水を温度調節がされたタンクの中で混ぜておくと、麹の中の酵素がお米のデンプンを糖に、タンパク質をアミノ酸に変えてくれます。デンプンを糖化させているため、砂糖が入っていないのに優しい甘さを楽しめるのが特徴です。
ふたつめ・酒麹の甘酒
米麹に酵母菌を加えると、お米の糖はアルコールに変化します。これを「もろみ」と言い、これに砂糖を添加したりしてできたものが酒麹の甘酒です。酒麹の甘酒にはアルコールが含まれているため、飲む際には注意が必要です。
私が今回お勧めするのは「麹甘酒」ですから、これ以降は、甘酒=「麹甘酒」という風に捉えてください。
麹甘酒が「飲む点滴」と呼ばれる理由
麹甘酒には350もの物質が含まれているそうです。主成分は、人間の活動に欠かせない「ブドウ糖」。その他、タンパク質を構成する20種類の「アミノ酸」が全て含まれており、オリゴ糖や食物繊維、ビタミンB群なども含むそうです。腸内環境が良くなって、免疫力が上がること間違いなしですね。既に腸活をしている人は、日々の料理やお菓子作りにも積極的に取り入れているようです。
米麹甘酒のおいしい飲み方
実は私、「甘酒なんて一生飲むものか」と思っていたんです。なぜかと言うと、「おいしくない」から(笑)。数年前に夫の実家の冷蔵庫に甘酒があり、当時から「健康に良い」とよく聞いていたため、そのままコップに注いで飲んでみました。
が、私には合わなかった。。独特の風味と甘み。なんだこれは?少しも飲めない。
という強烈な甘酒との出会いを経て数年。。
そうか!そのまま飲まずにアレンジすれば良いんだ!!
そんな訳で、私が試してみて「おいしい」と思ったアレンジ方法を伝授します。
甘酒ココア
材料:ピュアココアパウダー(無糖)、お湯、甘酒
・耐熱のコップにピュアココアパウダー(無糖)をティースプーンに1〜1.5杯入れます。
・熱湯を10ccだけ入れ、スプーンで混ぜます。(こねるという方が合っているかも。少量の湯で溶かすと、ダマになりにくいです。)
・甘酒を150cc~200ccお好みで注ぎ、600wの電子レンジで1〜1分半温めます。
自然な甘さ。お子さんも飲みやすいですよ☆
ジンジャーレモン甘酒
材料:生姜すりおろし、レモン汁、甘酒
・コップにすりおろし生姜(チューブでも)をお好みで入れ、甘酒を注ぎます。
ホットの際はこの後レンジで温めてください。(コップ1杯で600w1〜1分半くらいです。)
・最後にレモン汁をお好みで入れたら、完成!
暑い夏にアイスで飲むのもおすすめです。
バナナラッシー甘酒
材料:バナナ、ヨーグルト(無糖)、甘酒
・ミキサーにバナナ1本、無糖ヨーグルト大さじ1〜2、甘酒100cc、氷3〜5つを入れ、混ぜれば出来上がり♪
氷を無しにする場合は、お好みで甘酒を増減させてください。
お砂糖がなくてもしっかり甘いのが嬉しいですね。
リンゴ酢甘酒
材料:リンゴ酢(甘さなし)、甘酒
準備するのはたったの2種類。さっぱりして、とても飲みやすいです。
りんご酢:甘酒=1:5くらいが美味しいと思いますが、お好みで調節してください。
お酢が入るので、ダイエット中の方のおやつや食欲がない夏場にもおすすめ。
トマト甘酒ジュース
トマトジュース(食塩なし、砂糖なし)、甘酒
ストレートのトマトジュースだけだと酸っぱくて飲みづらいという方におすすめ。甘酒の甘さと合わさって、とてもまろやかで飲みやすくなります。
分量は半分ずつくらいで召し上がれ♪
いかがでしたか?甘酒には砂糖が入っているものもありますので、購入の際には裏側の原材料を確認し、「米、米麹」だけが使われているものを使用しましょう。
甘酒を上手に取り入れて、美味しく腸活、免疫アップで健康に過ごしたいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。